LED

2011年06月22日

ルイス・ポールセンの照明器具

六本木にあるルイス・ポールセンさんのショールームに行ってきました。
ルイス・ポールセンさんは、デンマークにある照明器具の会社です。
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この写真にも写っているPH50というペンダント照明のシリーズが有名です。
ペンダント照明というのは、天井から吊り下げるタイプのランプです。
で、ルイス・ポールセンさんがすごいのは、眩しさカットの技術。
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これはPHシリーズのランプの断面の模型ですが、
一見デザインのためかと思われるランプの羽というか、金属のパネルは
ランプそのものの光が人間の目に当たらないように、
かつテーブル面や床面への鉛直面への照度を確保しています。
もしこの反射板がなければ、鉛直面はこんなにも明るくなりません。
横方向や、上方向への光を下方向へ集めてくれているのです。
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これはスタンド照明。
机の上とか、キャビネットの上とかに置く照明です。
元々は白熱灯用ですが、LEDのランプを付けることも出来るようです。
ただし、色温度は低めのものがオススメです。
電球色とかの2,700度くらいのものですと、
白熱灯の時と同じようなイイ感じになりますよ。

nonconcept at 21:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年06月06日

まだ蛍光灯に負けてます(LEDの話 その1)

震災の後、LED照明万歳!みたいになってますが、
あんまり知られていないLEDの特徴について書いてみたいと思います。
まだまだLEDって進化の途中で、実際には白熱灯とかも捨てられないです。
そもそも「明るさ」というのは、人間が感じる印象なので、
必ずしも照明器具の強さだけでは決まらないんですよね。。。

光の質感で言うとレフランプ、つまり白熱灯が一番綺麗ですし。
演色性(どれだけ正しく色を表現しているか)も白熱灯が圧勝、
ほぼ自然光に近い再現率です。
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思わず撮ってしまったこのヱビスビール@銀座。
この照明はおそらくLEDかと。
白熱灯や蛍光灯ではこんなに影がくっきり2つ出てこないかなと。

まず、一言、物申したいのは、
LED照明の効率は、現時点では蛍光灯に負けています。
W数当たりのルーメン数(光の量)は、ざっくり言って、
LEDで50ルーメン、
蛍光灯で70から100ルーメンです。
白熱灯は20ルーメンとか。(エネルギーが熱になりすぎ!だから熱い!)

なので、LED照明に換えても、
蛍光灯の時と同じ光の量は確保できないので、
照明の方法が同じだと暗くなります。

これはあくまでも光の量の話です。
というのも、人間が感じる明るさというのは、
実際の光の量よりも、光の当たり方などによって大きく変わるからです。
一般に床を照らすよりも、壁などの鉛直面を照らした方が、
人間は明るさを感じます。
「明るさ」=「光の量」ではないのです。
なので、どんなに省エネにしようとLED照明を使っても、
照明のやり方が間違っていると、人間は暗く感じます。
コレが照明デザインの面白いところ。

ちなみに主に蛍光灯だけですが、紫外線が含まれていますので、
絵画や写真などは日焼けします。
あと外部空間に紫外線を発している蛍光灯を使用すると、
飛んで火にいる夏の虫状態で、虫が寄ってきます。
玄関灯には白熱灯か、
消費電力の少ないLEDがオススメです。

でもLED照明には、あまり知られていない大きな欠点が。。。
つ づ く 。

nonconcept at 23:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)