船橋

2008年12月09日

墨田区の複合ビル計画

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墨田区と江東区の境界線になっているのが新大橋通。
この大通りに面した複合ビルの計画です。

山梨の住宅も完成し、仕事が落ち着いてきた僕は、
年明けにでもどこか旅に出ようかと放心状態でした。
何となく乾いた、荒廃した土地が見たい気分でした。

そんななか、突然の7階建てのビル、新築のお話。
そんなクライアントが現れるなんて。。。
仕事がとぎれた瞬間に新しい仕事が舞い込むなんて。。。
ホントに僕は幸せ者です。

RC(鉄筋コンクリート造)の建築になると思いますが、
来年はこの計画に集中してお仕事できそうな予感です。

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2008年09月21日

都市の文脈

木構造の研修を受けに秋葉原に行ってきました。

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会場は秋葉原駅徒歩1分。
秋葉原駅の周辺が再開発されている事は知っていましたが、
実際に日中に見て回ることはなかったのですが、
だいぶスケールの違うスペースがある!と思いました。

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これが典型的な秋葉原の風景。
秋葉原という場所の楽しさというのは、
巨大なパソコンのようなビルの間をてくてくとくぐり抜けるように
歩いていくことかなあと思っていました。
自分が小動物(ネズミとか)だったとして、
何台も連なるパソコンのあいだをくぐり抜ける感じ!
といってもイイかもしれないです。

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秋葉原ってこんな路地が多い。
ビルとビルに挟まれて、「もう歩く場所すらないぜ。」という
都市の見えない圧迫感が好き。
狭い道にへばりつくように、お店や自販機が並んでいく、都市の見えない圧力。
これが秋葉原の街のもつ魅力のひとつ。

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しかし、研修会場の入っているビルの足下にあるこの開放的なスペースは、
それ自体は心地よいものなのかもしれないけど、
今の秋葉原のなかにあっては不自然で不気味でした。
こういうちぐはぐなスケールの場所は京都や奈良でも見られます。
都市のスケール感は、その都市の持っている雰囲気を作ります。
都市のスケール感や歴史を把握し考慮して建築を設計することを、
ヨーロッパの都市計画では、「都市の文脈を読む」といいます。
このオープンで一見お洒落なスペースは、都市の文脈を読んでいるでしょうか?
読んだ上で敢えて外しているのでしょうか。
少なくとも僕には、
秋葉原という街の「文脈」を軽視しているような気がしてならないのです。



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2008年08月23日

お盆が過ぎ、外構工事へ

山梨の週末住宅の外構工事が始まりました。
今回の外構はピンコロ石というものを使っています。

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ピンコロ石と聞いてもよく分からないかもしれませんが、
みなさん一度はご覧になったことがあるのではないでしょうか?
まあ竣工をお待ち下さい。

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外構工事は、植栽の作業が9月の終わり事になるので、
最終的に完成するのは9月の終わり頃になります。
オリーブや竹が植わる予定なのですが、
夏の間は植物にとっても負担が大きいようで、
もう少し涼しくなってから植物たちの引っ越しというわけです。

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2008年06月24日

風景を切り取る

自然とか風景とかが建築によって、
より存在を感じられたり、より美しく見えたらいいなと
思っています。
芝山のアトリエのリノベーションでは、
浴室も改修しています。

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写真は、既存の浴室を撤去して、サッシだけ新しくしたところ。
既存のサッシは小さくて、もったいなかったんです。
(あまり森が見えなくて、もったいなかった。)

この浴室は森に面しているので、
お湯に入っているときに、
まったりと外の自然が感じられるように設計しました。

まだ全然完成はしていないけど、
森を取り込むというか、切り取るというか、
そういう感じは伝わるのではないかと。

森の中のスパと考えているので、
浴室の壁面もマリンブルーのガラスモザイクタイルです。
毎度ながら、細かいタイルで、タイル屋さん、すいません。
今回みたいな細かいタイル(15mm角)はとても貼りにくいので。

”森スパ”の写真は、タイル工事が終わり次第にアップします。
ちなみにJAXON製の泡風呂は無事に設置できています。

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2008年04月03日

外壁下地工事進行中。

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山梨の週末住宅の現場に行ってきました。
事務所のある千葉の船橋から首都高と中央道を走って約2時間です。
「ちゅーおーふりぃうぇ〜〜えぃ〜♪」などを聴きながらの小旅行。
今回の移動では観光客の方を多く見かけました。
春なんだなあ。

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現場に何をしに行っているかというと、
「工事監理」というものをしています。
設計図書(図面のこと)の通りに建築されているかを、
確認したり、デザイン上の細かな微調整をするためです。
中川潤一建築設計事務所では、図面の他に模型を作成し、
クライアントとの打ち合わせだけでなく、
施工業者の方たちとの打ち合わせにも模型を使っています。

この週末住宅のある場所は、山梨市西というところで、
周りにはたくさんの観光スポットがあります。
以前紹介したほったらかし温泉のふもとにある、
笛吹川フルーツ公園です。
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設計は、長谷川逸子さんで、1995年。
僕が京大の建築学科に入ったのが1996年なので、
ちょうど建築を勉強し始めたときの建築です。
「GA」とか「a&u」とか建築雑誌を読みあさっていました。

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ちなみに大学の同期の工藤宏仁君は長谷川逸子事務所出身で、
今は鎌倉で事務所を構えています。

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この公園の他にもハーブ庭園というところがあり、
ちょっと寄ってみました。

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31歳の男が一人でハーブ庭園にいるのは、
少し恥ずかしかったですが、
庭園内にはたくさんのハーブが植えられており、
運転や打ち合わせで疲れた頭がスッキリしました。

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2008年03月20日

泉東臣展

3月20日春分の日。
雨。
出かけようと思い、駐車場に行ったら、
コンクリートの上にリトグラフ発見。
いや、これは近所の猫の足跡か。
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こんな事を考えたのも、
今から泉東臣さんの個展を見に行こうとしていたからかな。
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会場は、船橋の東武デパート、5階。
3月20日(祝)から26日(水)まで開催中です。

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こちらが泉東臣(いずみはるおみ)先生。
個展初日と言うことで、会場にいらっしゃいました。
今、日本画の世界で一番注目されている若手画家の一人です。
「芝山のアトリエ」のクライアント夫妻の息子さんでもあります。

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ご経歴はこちら。
3年先まで個展のスケジュールが決まっているそうです。
すごい。
中川事務所は1年くらい先までしか埋まっていないですよ。
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「光の詩」という作品。
紫から青へのグラデーションがとても美しいです。
泉東臣さんの画法は少し変わっていて、
何度も絵の具を重ね、乾いたら水で洗い流して、
という風に描いているそうです。
なので日本画なのに、日本画っぽくない、不思議な美しさです。
日本画という範疇には収まっていないのかもしれません。

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「紫陽花」。
僕は今回はこの作品が一番好きでした。
まだ梅雨には早いけれど、みずみずしい紫陽花を感じました。
個展はまだ始まったばかりでしたが、もう11点が売却済みとのこと。
泉東臣さんの作品が見たい!欲しい!という方はお早めに。

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2008年03月02日

「芝山のアトリエ」リフォーム打ち合わせ

「芝山のアトリエ」というプロジェクトの打ち合わせに行ってきました。
このプロジェクトのクライアント夫妻は、僕の中学高校の剣道部の恩師です。
この住宅は15年ほど前に新築された輸入住宅です。

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住宅の最初の設計は僕ではありませんが、
現在リフォームの設計を仰せつかっております。
この計画では、住宅がアトリエやギャラリーを含めた住宅兼店舗に変容しつつあります。
単なるリフォームと言うよりも、建築の用途が変更していくので、
リノベーションといった方が良いかもしれません。

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このリノベーション計画は、昨年末に第1期工事が終了しています。
今回の打ち合わせも、第2期工事のためのものです。
たとえば、このリビングのスペース、第1期工事では、

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新しく壁面を立ち上げ、ピクチャーレール付きの引戸を設置し、

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ギャラリーとしています。
展示されている100号の絵画は、クライアント夫妻の息子さんである泉東臣さんの作品です。
今月3月20日から、船橋の東武デパートで個展が開催されるそうです。
詳しくはまたお知らせします。

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ピクチャーレール付きの引戸をしまうと、こんなです。
ピクチャーレール付きの建具は今回のために考案しました。

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ギャラリーの裏には、クローゼットが作ってあります。
まさかあの絵画の裏にクローゼットがあるなんて、思わなかったでしょ?
第1期工事では、ギャラリースペースなどの新設と並行して、大幅に収納スペースを確保するというミッションを遂行しました。
建築家が設計した建物はカッコばかり気にして、使いにくいとか収納がないとか言われたくないんで、自分が設計するときはカッコ以上に機能性も押さえなあかんと思っちょります。
第2期工事は4月から着工予定です。



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