照明デザイン

2013年11月08日

印西の住宅、照明計画。

印西の住宅 20131107照明計画1階

印西の住宅の照明計画です。
お施主様も、見学したい!って待ってくれている方たちにもお待たせしている物件です。
お待たせしてすいません。
設計は大分大詰めです。
オレンジやブルーの色のついたモノが照明による光のイメージです。

この住宅は図面左側の方にある森森の風景を切り取るために
X方向にしか壁のない特殊な形式となっています。
また、日本画家である息子さんの絵を展示するギャラリーとしても機能するために、
リビングスペースの壁面はピクチャーレールが設置されて、
展示スペースも兼ねています。
おそらく図面だけではどんな建物かよく分からないと思います。

画像1

で、全体はこんなです。
1階部分はまたのお楽しみということで。
延べ床25坪くらいの2階建てのコンクリート造です。
桜の咲く頃の竣工を目指しています。

nonconcept at 10:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年06月06日

まだ蛍光灯に負けてます(LEDの話 その1)

震災の後、LED照明万歳!みたいになってますが、
あんまり知られていないLEDの特徴について書いてみたいと思います。
まだまだLEDって進化の途中で、実際には白熱灯とかも捨てられないです。
そもそも「明るさ」というのは、人間が感じる印象なので、
必ずしも照明器具の強さだけでは決まらないんですよね。。。

光の質感で言うとレフランプ、つまり白熱灯が一番綺麗ですし。
演色性(どれだけ正しく色を表現しているか)も白熱灯が圧勝、
ほぼ自然光に近い再現率です。
R0010059

思わず撮ってしまったこのヱビスビール@銀座。
この照明はおそらくLEDかと。
白熱灯や蛍光灯ではこんなに影がくっきり2つ出てこないかなと。

まず、一言、物申したいのは、
LED照明の効率は、現時点では蛍光灯に負けています。
W数当たりのルーメン数(光の量)は、ざっくり言って、
LEDで50ルーメン、
蛍光灯で70から100ルーメンです。
白熱灯は20ルーメンとか。(エネルギーが熱になりすぎ!だから熱い!)

なので、LED照明に換えても、
蛍光灯の時と同じ光の量は確保できないので、
照明の方法が同じだと暗くなります。

これはあくまでも光の量の話です。
というのも、人間が感じる明るさというのは、
実際の光の量よりも、光の当たり方などによって大きく変わるからです。
一般に床を照らすよりも、壁などの鉛直面を照らした方が、
人間は明るさを感じます。
「明るさ」=「光の量」ではないのです。
なので、どんなに省エネにしようとLED照明を使っても、
照明のやり方が間違っていると、人間は暗く感じます。
コレが照明デザインの面白いところ。

ちなみに主に蛍光灯だけですが、紫外線が含まれていますので、
絵画や写真などは日焼けします。
あと外部空間に紫外線を発している蛍光灯を使用すると、
飛んで火にいる夏の虫状態で、虫が寄ってきます。
玄関灯には白熱灯か、
消費電力の少ないLEDがオススメです。

でもLED照明には、あまり知られていない大きな欠点が。。。
つ づ く 。

nonconcept at 23:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)