有料老人ホーム

2016年11月19日

「ああ、いい人生だった!」と思ってもらえる看取り研修。

thumb__J004454_1024
「看取りケア」の社内研修を行いました。
「ああ、いい人生だった!」と思ってもらえる関わり方について、
株式会社エイジング・サポートの小川利久先生と
小林悦子先生にお話しいただきました。


thumb__J004452_1024
介護職員だけでなく、厨房や事務の職員も受講し、
会社全体で看取りについて考える機会になりました。
そしてハッピーニューライフ東船橋の主治医の安西先生にも
お忙しい中ご参加いただきました。

_J004459
講義を受けて「看取り」とは亡くなる瞬間のケアではなく、
人が生ききるための支援であると、改めて思いました。
「看取りは点ではなく、線なのですね!」という職員の声も多く聞かれました。
今回社内の半数近い職員の参加があり、
今後も利用者の方、入居者の方が最後まで楽しく長生きしていただけるような
ケアを行っていきたいと思います。

それにしても、集合写真に写ってしまっているお茶のボトルが気になります。
画像処理ソフトで消そうかな。



nonconcept at 18:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年11月11日

シャンソンとクレソン 〜ムッシュへ哀悼を込めて

ハッピーニューライフ東船橋に入居されていたY様の
お通夜に参列してきました。
娘様に了承を得たので、少しお話ししたいと思います。

Y様はシャンソンが好きで、
みんなから「ムッシュ」と呼ばれていました。
ヘルパーや入居者さんからだけでなく、
ほかの入居者のご家族からもムッシュと呼ばれるくらい、
みんなにムッシュと呼ばれていました。
僕もブログの中ではムッシュと呼ばせていただこうと思います。

ムッシュはとても紳士的でやさしい、
怒った姿が想像できないような穏やかな入居者さんでした。
入居される前に奥様を亡くされ、
とても落ち込まれているころのご入居でした。

ムッシュは現役時代はエンジニアだったのですが、
お持ちのラジオを(音が良くなるからと)分解したり、
ラジオのコードを切ってしまい娘様とヘルパーが
ムッシュに頼まれたケーブルを買いに行ったりと
ムッシュなりにホームでの生活を楽しんでくださって
いたのではと思います。

ご家族のお話によると、
老人ホームやデイサービスなどには絶対にいかないような、
頑固な方だったそうなのですが、
ハッピーニューライフに入居されたときから
とても穏やかで、むしろ社交的な方に思いました。

そんなムッシュの暖かい気持ちを、
ハッピーのスタッフたちも感じ取っており、
できるだけムッシュの気持ちに寄り添うようなケアを
心がけていたと思います。

blog-IMG_0218 (1)
あるとき、食事の付け合わせで、クレソンが出されました。
(写真は参考画像です。ハッピーニューライフ東船橋の食事です。)
ムッシュはクレソンを召し上がらずに、
部屋で育てたいとおっしゃっりました。
私たちのホームには入居者さんには出来るだけ自由にわがままに
暮らしていただくという哲学がありますので、
ヘルパーはごく当たり前のこととして、
お皿に水をくんできて、
部屋の日当たりの良さそうなところに置いて
毎日愛でていたようです。
そのようなエピソードからもムッシュの
穏やかで暖かい日々が想像されるのではと思います。

このエピソードは自分も知らなかったのですが、
毎年行われる家族懇談会で娘様がお話ししてくださって
僕らも知ることになりました。

ムッシュは2ヶ月くらい前から体調を崩され、
船橋市内の入院されていました。
いわゆる看取りですと、それ以上の治療行為がないので、
人生の最後をホームに戻ってきて迎えるということも
出来るのですが、あくまでも治療をされていましたので、
私たちはムッシュの回復と帰宅(ホームへのお戻り)を
祈っていました。

blog-DSC03740
写真は入院中のムッシュにヘルパーや厨房のスタッフが
送った色紙です。
僕はこの色紙の存在はお通夜で、
ムッシュの棺に入れてもらっているのを見るまで
知りませんでした。
色紙はあくまでも職員たちの自主的なもので
もちろん会社が指示したものではありません。
bog-DSC03739
この色紙を見たときに、
あらためてムッシュへのみんなの愛情を感じました。
ムッシュご本人も喜んでくださったこと、
病院内でこの色紙が素敵だと看護師さんのあいだで話題に
なっていたことを娘様から伺いました。

ムッシュは治療のほかに、リハビリもされて、
回復にむかって頑張っておられました。
しかし、本当に急なことでしたが、
発熱をされ、晩秋の朝早くに旅立たれました。

この旅立ちの知らせを受けたのは、
自分が会社の事務所にいるときでした。
なくなられた当日、
病院から葬儀場へムッシュが娘様が向かわれる途中に、
ご自宅とハッピーニューライフ東船橋に
寄ってくださったのです。

実はムッシュは入院された当初から、
「ハッピーに戻りたい。」と
おっしゃっていたそうで、
娘様はムッシュが亡くなられた後でも
ハッピーに戻してあげたいというお気持ちで
寄ってくださったのです。

僕たちはそんなムッシュや娘様のお気持ちに
嬉しくて感動しただけでなく、
介護という仕事の重みのようなものを感じました。

毎年元旦にとびっきりのお酒を用意して、
入居者さんに召し上がっていただいております。
もしかして、もしかしてですが、
このお酒が人生最後になる方もいるかもしれないと思い、
一生懸命おいしい日本酒を手に入れて召し上がっていただいております。
僕たちは一期一会のような気持ちでホームを運営しています。

日本酒がお好きだったというムッシュのお通夜の会場には、
元旦に召し上がっていただいた日本酒と同じ銘柄の
日本酒が備えられていました。

ムッシュの告別式の日は、
ハッピーニューライフ東船橋では
朝から館内のBGMはシャンソンが流され
みんなでムッシュのことをお悔やみしました。



nonconcept at 23:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2016年09月05日

年間MVP賞

年間MVP2016 J004231
各部署ごとの年間MVP賞の盾が届きました。
弊社では、毎年各部署ごとにすべての職員を対象として
職員投票による最優秀職員を選定しています。

経営者や管理職による評価ではなく、
同じ現場で働く職員同士の投票というのが特徴です。
管理職以上や前年度までの受賞者は対象となりません。
「(自分の頑張りを)見ていてくれて、認めてもらえるのは嬉しいです!」
というのが受賞者からの言葉です。

今年度は有料老人ホーム「ハッピーニューライフ東船橋」では
厨房のIさんとヘルパーのMさんが8票ずつ同票で選ばれました。
有料老人ホーム「ハッピーニューライフ市川真間」でも
厨房のTさんが選ばれました。
自分としてはこの日とかなあと予想したりもしますが、
当たる確率は半分くらいです。
それだけ社長の自分に見えていない世界があるということで、
自省しています。

厨房のスタッフでも食事作りに留まらず、
他の職員への気遣いや入居者の方への声かけなど
いわゆる調理業務に限らないで幅広く活躍してくれています。
もはや介護職も調理職も縦割りなどなく、
まさに一つのチームとなって、
「入居者様に楽しく長生きして頂く!」という一つの目標に
向かっている感じです。。。(2秒ほど酔いしれる。。。)

盾は金一封と共にMVPの方へ贈呈されます。
これからも職員から尊敬され、
お手本となって頑張ってくれると思います。
まずはおめでとうございます。

nonconcept at 14:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年07月03日

高齢者住宅フェアのトークイベントに出演してきます。

7月14日、15日に『高齢者住宅フェア』がビッグサイトで開催されます。
高齢者住宅新聞社さんによる主催です。
こちらのフェアの1日目、
7月14日(火)15時30分〜16時20に
「経営者30人トークショー」というものが開催されます。
『2025年までの我が社の戦略』というテーマで、
経営者同士で話し合うというものです。
このたび出演依頼をいただきまして出演して参ります。

このトークイベントの他にも会場では在宅ケアやホスピス、
認知症カフェや看取りなど色々なテーマのセミナーも開催されています。
興味のある方は是非ご参加下さい。

少しずつですが自分の建築と介護を横断した活動が出来てきているので
これからも頑張っていきたいと思っています。
仕事ばかりで全然釣りに行けていないのが残念なところです。

nonconcept at 14:44|Permalink