京都

2010年10月17日

京町家・古家改修実践講座に参加しています 第2回目 その2

研修の翌日。
まずは朝食。
宿から徒歩3分ほどで、イノダコーヒー本店へ。
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火事になる前の面影の残る中庭の見える風景。
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実施設計締め切り直前の市川の店舗のリフォームの
照明計画を考える。
リラックスしてると頭も柔らかくなってる気がします。
うちの事務所のある本八幡も喫茶店は多いけど、
やっぱし京都にはかなわない。

朝食後、秋の京都にて建築視察なり。
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今回は前から気になっていた内藤廣さん設計の
とらや、京都一条店です。
内藤先生は10年くらい前に京大に講演にいらっしゃった時に、
僕ら研究室の学生も高松伸先生や竹山聖先生のはからいで、
飲みに連れて行っていただいたことがあり、
間近で内藤先生の言説に触れられた事を覚えています。
また個人的に、建築の思想の面でも興味のある建築家です。
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中庭に面したテラス席にてお茶することに。
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普段仕事で疲れた(酒で疲れた?)内蔵に染み渡る、
抹茶グラッセでした。
わらび餅のセットでしたが、付け合わせの塩昆布がにくい。
建築的には、いわゆる和風モダンなのでしょう。
僕には、内部空間は少し明るすぎるのではないかという印象を
持ちましたが、それでも気持ちの良い、美しい建築です。
スケール感やディテール、素材感など教科書のような建築。
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とらやにてお茶して、おみやげを買ったら銀閣寺、哲学の道方面へ。
毎度、ふろうえんさんにて美味すぎる洋食を満喫後、
カロリー消費のためにも哲学の道から南禅寺まで散歩。
哲学の道は、なんと現在、植物の保護のために
一部歩行できない区間があります。
生物多様性会議の影響か?!
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哲学の道をあるいていたら、猫たちの会議に遭遇。
この写真の中にも猫が写っていますが、分かりますか?
馴染みすぎだよ、猫ちゃん。
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南禅寺の大門まで歩きました。
相変わらず壮大な存在感。
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南禅寺の中にある金地院を見学。
この庭は小堀遠州作。
亀石とかあります。
あと写真撮影不可でしたが、
八窓席という小堀遠州作の茶室が良かった!
光の差し具合、複数の窓によるリズム感、
曲り柱などによる非対称の美しさ等々。
また見に行きたい、そんな空間でした。

時間の関係で南禅寺脇にある、
琵琶湖疎水の煉瓦造りの橋は見なかったけど、
時間がある方は是非オススメのスポットです。

で、この後大学の同級生の設計した自邸、
清水寺近くのM邸を見に行きましたが、
ブログに載せてイイか聞いていないので、
許可が出たら掲載したいと思います。
Mさん、Mさんのお母さん、Mさんのご主人様、
美味しい晩ご飯ごちそうさまでした。

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2010年10月16日

京町家・古家改修実践講座に参加しています 第2回目 その1

京町家・古家改修実践講座。
いよいよ実技の授業です。
今回は左官、土壁の下地、中塗りの勉強。
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場所は京都、五条大宮。
左官会館とよばれる、日本で唯一の左官の専門学校。
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沢山の種類のコテを見せていただきました。
中には値段が付けられないくらい価値のあるものもあるとか。
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先生のお手本を見て塗るのですが。。。
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まずコテに土を載せることが難しい。
で、1時間ほど2回塗ったのがコレ。
集中して塗ってたので、途中の画像がない。。。
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よく見ると分かるのですが、
コテの跡が自動車のワイパーのように湾曲してるのですが、
コレはダメなのだそうです。
しかしながら、かなり力を入れて塗ったので、
まあまあ平滑というか、土の厚みがまあまあ均等だそうで、
これはよいそうです。
左官会館の館長曰く、
「左官をやるには牛(ぎゅう)や!牛を喰うんや!」
「肉を喰わんとパワーでえへん!」
とのこと。

なので、夜8時ころに研修が終わった後、
宿の近くの焼鳥屋で焼き鳥食べて寝ました。
牛(ぎゅう)じゃなくて、鶏だったけど。


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2010年10月03日

京町家・古家改修実践講座に参加しています その2

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昨夜の京町家改修の講習の次の日。
ホテルには朝ご飯のないプランで宿泊していたので、
久しぶりにイノダコーヒー本店を訪れました。
数年前の火災が惜しまれる店だ。
今は復活している、しかし、あの潤いのある庭ではない。
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京の朝セットだったかな。
少し砂糖の入ったコーヒーが疲れた身体に染みました。
堺町通り三条下ルというイノダコーヒー本店から、
南下して四条通り方面へ。
途中、鈴木松風堂さんという和紙のお店で、
図面入れなど購入。
美しい店員さんがいらっしゃって、
京都に来て良かったと心から思う。
お店や商品の写真は取り損なっています。
人間あまりにも美しいモノに出会うと、
写真など撮れないものなんだなと34歳にして悟る。
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その後、いつも掃いている足袋下の店、SOUSOUにて買い物。
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錦小路通りにてハモの照り焼き購入。
今日の晩ご飯のおかずだ。
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さらに母親の誕生日プレゼントを買っていなかったので、
有次という400年以上続く老舗のお店で洋裁用のハサミ購入。
名前を入れてもられるサービスは嬉しい。。。
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昼食はずっと食べたいと思っていた一番星へ。
バス停だと岡崎道、平安神宮の裏辺り。
しっかりとした鶏ガラスープと柴漬けがにくい。DSCF2518

午後。
東山五条。
京都で一番好きな場所、河井寛次郎記念館へ。
河井寛次郎は陶芸家で、
この記念館は寛次郎の住まいだったところ。
雨も降ってきたし、新幹線の時間も早かったし、
何より疲れていたので、お寺や神社よりもこの場所を選びました。
もう20回くらい来てるなあ。
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相変わらずのまん丸の石もあって、
変わったのは自分だけなのかと感傷にひたってみたりする。
あ、この建物の詳細は、
男はつらいよ 第29作「寅次郎あじさいの恋」でよく分かります。
寅さんが京都を訪れて、鴨川で陶芸家に出会う話ですが、
その陶芸家のモデルは寛次郎だし、この記念館、
つまり寛次郎の住まいも映画に出てきます。
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雨がしずしずと降り落ちる中、
この庭で過ごす時の流れは特別なモノです。
2時間ほど庭を眺めたり、館内の本を読んだりして、
雨の京都もよいものだなと。

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2010年10月02日

京町家・古家改修実践講座に参加しています その1

京都です。
「そうだ。京都行こう。」
と思って大学生活を京都で過ごし始めてから早15年、
京都を離れて8年たち、2年ぶりの京都です。
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京都といっても広いわけですが、
ここは、ど真ん中、四条烏丸の京町家。
四条京町家
ここで開催されるのが「京町家・古家改修実践講座」という、
京都の左官屋さんや大工さんたちによる実践的な研修。
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設計者であるナカガワが何で参加しているのかというと、
古い家屋や建物をリフォームする機会などもあるからです。
あ、自分で塗ったりすることはないですが、知っておきたくて。
事務所のある千葉県市川市から新幹線に乗って通います。
勉強したい気持ち半分、秋の京都を感じたい気持ち半分で。
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もともと大学の時にもいくつか京町家は見学していたのですが、
やはり卒業して実務を始めてから見ると、
学生の時とは違った印象を持ちました。
法規的には、京町家だからといって特別優遇されることはなくて、
普通に建築基準法が当てはまらないといけなかったり、
そういう意味でもスゴイと思います。
江戸時代から建っているのもあるのに、
平成の法規、当てはめまっかと。
まあ逆もあって、昭和20年ころに出来た建築基準法は、
平成22年現在、だいぶ時代遅れのモノになってもいます。

また、この四条京町家のオーナーの方が話されていた、
京町家を残すことが大切なのではなくて、
京町家を使うことによって京の文化や伝統を残すことが大切じゃ!
という思いに共感しています。

僕みたいな京都にいない設計者でも、
京都の、いや日本の文化や伝統を守っていかねばあ!
と思い参加を決めました。
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で、講習が終わり次第、銀閣寺近くの洋食屋「ふろうえん」へ急行。
まあ何はともあれ、腹が減ってはなんとやら。
このハンバーグセット1,900円というお値打ち価格。
クリームコロッケ(エビ入り)なんて、コクと旨味が鮮烈で、
口に入れた瞬間、椅子からズリ落ちそうになりました。


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2008年12月04日

ふろうえん。京都で洋食を食べるなら。

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京都。哲学の道。歩く。
お腹すく。
とくれば、美味しい洋食を食べましょう。

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僕は京都で洋食を食べるなら「ふろうえん」さんです。
□住所 京都市左京区浄土寺石橋町30-1
□定休日  火曜
□アクセス 市バス「銀閣寺道」下車徒歩3分
       
バス停から銀閣寺に行く途中、白川にぶつかったら右の方へ
十数歩歩けばふろうえんです。
逆に銀閣寺とか、哲学の道方面からアクセスするなら、
ちょうど交番の当たりで左折です。

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「ふろうえん」は、銀閣寺という観光スポットの近くにありながら、
ほとんど全てのお客さんが地元の常連という知る人ぞ知るお店。
黒光りするハンバーグ定食や、丁寧に作られたクリームコロッケなど、
ほんとうに美味しいです。
もう一回言いますけど、ほんとうにお い し い んです。
マヨネーズも手作りだし、今時こんなに手作りで、
しかも美味しい食材を使っている店は少ないと思います。

近くに住んでいた時は、毎月の月替わり定食も攻めていましたが、
今回は久しぶりということで、
牛焼き肉とエビフライ、クリームコロッケのついた、
「焼き肉セット」にしました。

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写真では見えませんが、お味噌汁はキャベツ入りです。
これも甘くて美味しい。
もし銀閣寺とか哲学の道方面に観光の際は、
下手に観光客目当てのご飯屋さんにはいるよりも、
地元の常連さんに愛されているコチラをオススメします。
間違いないっす。
追伸:哲学の道は、桜や紅葉の時期も良いですが、
   6月ころには疎水にホタルが見られます。


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2008年12月03日

そうだ京都行こう、ということで

「そうだ京都行こう。」と思い、突発的に京都へ行ってきました。
京都にいた学生の時は毎年誰かしら関東からの友達を案内してました。
大学の4年間と大学院の2年間で延べ100人以上は案内したのでは。
シュンスケとか、一瞬だけうちに来て、シャワーだけ浴びて、
また電車の旅に出た人たちも含めての数ですけど。

で、久々に夜の高台寺へ行ってみました。
自分は京都で紅葉を見るんだったら、
高台寺の夜間拝観だと思っています。

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なぜ「夜の高台寺」なのか。
それは夜の高台寺の夜間拝観では、通常の紅葉だけでなくて、
幻の紅葉も見ることが出来るんです。

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この写真、タイマー機能とか、色々駆使してやっと撮れました。
夜景を撮るのには露出時間を長くするなどコツがいります。
良い建築家はよい写真を撮ると大学の時先生が言ってましたが、
下手な写真を撮るわけにはいかないっす。
この写真で分かるでしょうか?
上半分がライトアップされた本当の紅葉、下半分は水面に映った紅葉です。
この幻の紅葉は、微妙に揺らぎつつ、静かに水面の中に佇んでいます。

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広大の夜間拝観では、鮮やかな竹林とも出会えます。
紅葉の赤や黄色とは対照的な爽やかなグリーン。

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高台寺は、八坂神社(祇園さん)と清水寺の間にあります。
これは八坂神社の本殿の前の舞台の夜の様子。
夜間拝観の後は八坂神社を散歩しながら、
夜の祇園や木屋町、先斗町に飲みに行くのがよいと思います。
実際僕もそうしましたし。

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