アトリエ

2010年05月20日

印西のアトリエ 3案

楽園住宅と呼んでいたプロジェクトですが、
クライアントのご夫婦の居住スペースの他に、
画家である息子さんのアトリエのある建築になっています。
それで、プロジェクトの名前を「印西のアトリエ」にしました。

「印西のアトリエって中川の事務所なの?」と、
友人に聞かれましたが、僕の事務所ではありません。
うちの事務所はあと何年かは本八幡です。

そういえば昨日も敷地に行ってきたんだよな。。。
模型を持って実際の敷地で諸条件を確認しました。

今日は、ヒアリングの後の最初のプレゼンの日で、
3つの案をプレゼンしました。
簡単な図面と模型を使っての説明です。

1つめの案は、要求される機能や居室をシンプルに
四角い建物の中で納めた案。

2つめの案は、それぞれの居室の間に、
庭を確保して、外部を内部に取り込むような案。

3つめの案は、細長い敷地に合わせて
何枚かの壁をたてて、その壁の間が居室だったり、
お風呂やテラスだったりという案。
壁と壁の間には、少し遠くの森や林が見えて、
外部の風景を建築で切り取るような案。

1つめの案は、たたき台みたいなモノで、
建築的には普通すぎるくらい普通。

2つめの案は、工務店とかでは作らないだろうけど、
設計事務所の家としては、まだ常識的な案。

3つめの案は、設計事務所としても、
なかなかラジカルな案で、挑戦的な建築。

で、クライアントのご夫婦、その息子様夫婦とその赤ちゃん、
みなさんの選んだのは、3つめの案。
お目が高い。

今日は3つの模型をクライアントの方のおうちに
おいてきたので、画像はないのですが、
案の公開は6月の末にしたいと思います。
じらしてゴメンなさい。

これで、3つめの案を、より進化させていくことになりました。
工事の開始は、今年の秋からで、
建物の竣工は2011年の春の予定です。


nonconcept at 21:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年11月30日

楽園住宅の土地の契約&下遠野先生のアトリエ見学

楽園住宅の土地の契約が終わりました。
敷地は千葉県印西市の草深です。
北総線の印西牧の原から車で15分の場所ですが、
桜や竹林などにかこまれた緑溢れる敷地です。

そこで楽園住宅を設計するに辺り、
クライアントのお知り合いである下遠野先生のアトリエを
見学することになり、千葉県某所のアトリエを見学してきました。

DSCF2058

楽園住宅ではアトリエのスペースも作る予定なのです。
ちなみに下遠野先生のアトリエは僕が設計をした建物ではなく、
先生夫妻と大工さんたちでアイデアを出し合って作られたそうです。

DSCF2039

じゃーん。
下遠野先生登場!
下遠野先生は、僕が中学と高校で美術を習った先生です。
東邦のみんなー、見てるかー?
後ろの見える薪ストーブは暖房という機能だけでなく、
気持ちを落ち着かせる装置としても働いていました。

DSCF2047

先生は現在、主に陶器と紙塑(しそ)を作っておられるそうです。
制作された陶器は息子さんが経営するレストランで使用される
とのこと。

DSCF2052

これはアトリエというか、工房内の素焼きの陶器たち。

DSCF2045

先生作のコーヒーカップでいただくコーヒーは、
また格別です。
自分も建築の設計という仕事をしていますが、
やはり物作りの現場というのは、分野が違えども、
刺激的かつ心地の良かったです。
このイイ刺激と感覚を大事にして、設計したいと思います。




nonconcept at 00:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年07月31日

芝山のアトリエ 第2期工事「ほぼ」完了

「芝山のアトリエ」の第2期工事がほぼ完了しました。
ほぼ、というのは、2,3点ほど修理というか調整などがあるけれども、
工事全体としては終了していて、クリーニングも終わった、の意です。

DSC_0115
アトリエ兼ギャラリーです。
これ分かるかな?
建具の後ろは収納棚になっていて、
建具の上部にはピクチャーレールが埋め込んであります。
ギャラリー的に使うモードでは、建具を写真のように全部閉めて、
アトリエモードとか、他のモードの時には建具を開けて使います。

改修前、ここは床の間のある本格的な和室でした。
今は、跡形もなくギャラリーのようになっています。
クライアントの息子さんである泉東臣画伯の作品が
展示されている状態を早く拝見したいです。

DSC_0098
今回のリノベーション(改修)では、
洗面所や、

DSC_0103
トイレも新しくなっています。

DSC_0107
中川事務所では、このようにカウンターなどは、
既製品をはめ込むのではなく、デュポンコーリアンという人工大理石をデザインし、特注で作ってもらっています。
ですので、改修であっても、建築と設備器具のあいだに隙間とか無く、
カウンターとして美しく納まってくれます。

DSC_0123
スパ(浴室)の入り口と廊下との関係が分かる写真。

DSC_0127
なんと言っても、この森に面したスパ的なお風呂は気持ちいいです。
この芝山という場所は、船橋市にあるのですが、
同じ船橋市でも、僕の事務所の辺りと比べものにならないくらいの
自然が広がっています。
実際に、網戸を開けていると、
いろいろな生き物が侵入してくるそうです。

8月か9月にお披露目会を開催されるということですので、
その時は画伯の作品と一緒にご紹介できればと思います。

明日は、山梨の週末住宅の現場です。
工務店から、お客様への引き渡しです。
高速道路、混んでるのでしょうか。
早く寝ます。



nonconcept at 17:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年06月24日

風景を切り取る

自然とか風景とかが建築によって、
より存在を感じられたり、より美しく見えたらいいなと
思っています。
芝山のアトリエのリノベーションでは、
浴室も改修しています。

DSCF6134
写真は、既存の浴室を撤去して、サッシだけ新しくしたところ。
既存のサッシは小さくて、もったいなかったんです。
(あまり森が見えなくて、もったいなかった。)

この浴室は森に面しているので、
お湯に入っているときに、
まったりと外の自然が感じられるように設計しました。

まだ全然完成はしていないけど、
森を取り込むというか、切り取るというか、
そういう感じは伝わるのではないかと。

森の中のスパと考えているので、
浴室の壁面もマリンブルーのガラスモザイクタイルです。
毎度ながら、細かいタイルで、タイル屋さん、すいません。
今回みたいな細かいタイル(15mm角)はとても貼りにくいので。

”森スパ”の写真は、タイル工事が終わり次第にアップします。
ちなみにJAXON製の泡風呂は無事に設置できています。

nonconcept at 20:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年06月12日

「芝山のアトリエ」リノベーション第2期工事

DSCF6072
芝山のアトリエ、リノベーションの第2期工事が始まりました。
リノベーションというのは、改築のことです。
中川潤一建築設計事務所の設計・監理、
アスカ建築さん(船橋市)の施工です。
今回は、和室だった部屋のアトリエ兼ギャラリーへの改築、
浴室の改築などです。
この浴室は、森に面しているので、お風呂というよりかはスパですね。
ブロア機能付きの浴槽にもなるので、森の中のスパです。


DSCF6069
こちらのお宅には、その和室だった場所にガラスのサンルームが増設されています。
改築後は、アトリエ兼ギャラリーのスペースと連続することになります。
息子様の泉春臣さんの個展がこのサンルームとギャラリーで
開かれることになるそうです。

DSCF6109
今回の床は、無垢のフィンランドパイン(厚み20mm)を、
オスモカラーというドイツ製の自然塗料で色をつけます。
設計者とクライアントの方が考えているような、
グレーの床材が無かったからです
ですので、床を貼る前に塗装屋さんと打ち合わせしながら、
色を決めていきました。
一般には、フロア材に色をつけていくというのは少ないかもしれませんが、
いわゆる建築家が設計した建物の場合ですと、
この自分で色を決めて、つけていくやりかたが多いようです。
思うように色を決められるので、満足度も高いですよ。

nonconcept at 16:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)