2012年10月24日

新進気鋭の酒蔵からモノ作りを学ぶ、の巻。

人には教えたくないお店というのがあります。
自分だけのヒッソリとした楽しみでもあるし、
特に今回のお店は、「酒道」の大先輩であり、
普段お世話になっている某D氏に教えていただいた、
秘密中の秘密のお店であります。

今回、秋田県の福禄寿酒造さんという、いま一番人気ある酒蔵の一つが、
その教えたくない店で利き酒会をやるということで、
D氏にお誘いいただき、参加することが出来ました。
そのお店は、JR浅草橋駅近く、台東区柳橋にある、
玉椿」さんです。
ちなみに、今回のお酒を用意してくれたのは、かき沼酒店さんです。

まずはお正月に放送されたという福禄寿酒造さん
ドキュメンタリー番組を30分ほど拝見。
福禄寿酒造さんは、「一白水成」という日本酒で有名な酒蔵です。
東北には、僕が今夏訪れた「十四代」で有名な高木酒造さんがありますが、
今回飲ませていただいて思ったのは、「十四代の次の味」というものでした。
十四代のように吟醸酒独特の香りと透明感の上に、
果実感ある酸のあるお酒や、コックリとした硬水を上手く生かしたお酒など、
都会的で、未来的なお酒だと思いました。

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利き酒会には、何と福禄寿酒造さんの8種類のお酒が並びます。
あくまでも主観ですが、偉そうにも感想を言います。
1、一白水成 特別純米 吟の精を麹米に、あきたこまちを掛米にしたもの 
  ←爽やかな酸。
2、一白水成 純米吟醸 山田錦50%精米 
  ←先ずはこれをオススメ。男向き?
3、一白水成 特別純米 吟の精50%精米 
  ←スッキリして十四代のよう。女性向き?
4、一白水成 特別純米 雄町 雄町50%精米 
  ←3をもう少しかっちりした感じ。(うーん段々酔ってきた。)
5、一白水成 特別純米 愛山50%精米    
  ←余韻に特徴が。
6、福禄寿 本醸造 めんこいな60%精米   
  ←1番リーズナブルなはずだけど、
   コクとワイルドさが美味い!
7、福禄寿 大吟醸 山田錦40%精米   
  ←間違いなくエース。上品。
8、隠れ彦兵衛 五百万石 58%精米   
  ←山形県内だけのお酒。可能性を感じる味。 
自分的には、家飲みするなら2と6がいいかな。
女性を口説くなら3かな。
あ、既婚者なので、妻を口説きます。
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チェイサーとなるお水は、酒蔵にわき出す中硬水の湧き水だなんて、
素晴らしいじゃないですか。
これで原料の水と、造られた酒までの変遷も感じることが出来ます。
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秋の味覚と美味しい日本酒ですが、福禄寿酒造さんのお酒造りには、
建築を作るものとしても共感することが多かったです。
例えば、作り手が自己満足するものではなく、
お客さんが満足するものは何か、
お客さんの立場になって考える、とかです。
福禄寿酒造さんの33歳の社長、高木康衛さんも秋田からお越し下さり、
直々に酒づくりの苦労などもうかがえました。
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ちなみに酒の肴で、意外な美味しさを発見しました。
いぶりがっこのクリームチーズ和えです。
いぶりがっことは、秋田名物でタクワンを燻したものです。
これがクリームチーズをスモークチーズのような味に代えて、
塩気と一緒になって美味しかったです。

設計しなきゃいけない物件を複数抱えたなかで、
利き酒会という、あくまでも、物作りを学ぶという、
大義名分によって、美味しい酒を飲みました。
Dさん、このような機会をお誘いいただき、ありがとうございました。
仕事します。

nonconcept at 12:40│Comments(0)TrackBack(0) 酒とかスイーツとか 

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